こんにちは。いつも読んでくださってありがとうございます。
桜も散り始めて、何か物悲しい今日この頃です。少し陰鬱な気分のしあすさです。
昔、学生の頃、桜がいっぱい咲いている道を自転車で通るのが、大好きでした。特に散り始めの頃、ひらひらと薄桃色の花びらが舞う中を、スピード上げて通り過ぎると桜の花の中を抜けていくみたいでうっとりしました。
そんなとき思い出すのが、どっかで習ったのか「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」という西行が詠んだ和歌です。
花とは桜のことらしいです。どうもお釈迦さまが亡くなったと同じ頃、美しい桜の下で死にたいという和歌だそうです。
昔は死についてリアルな感情はなく、曖昧でボヤっとしたイメージしか持っていなかったので、桜の下で死ぬってロマンチックできれいでいいなぁ、とか思っていましたが、実際大病とかすると、この和歌があんまり好きじゃなくなってしまいました・・・・。まぁ、西行さんほどお釈迦様に傾倒していないから、深刻に捉えなくてもいいのかもしれないけれど・・・ね。桜っていう花は、人の心をざわざわとさせますね。
いつも応援ありがとうございます。皆さんの応援は、散り始めた桜をもとに戻すくらいのパワーがあります。応援よろしくお願いします。今回書いている漫画は、江戸バージョンですが、1回のページ数を3枚以内にまとめたかったので、かなり細かいコマ数になってしまっているうえに、描写も足りない感じです。力量のなさをひしひしと実感します。あれぇ~と思った方、ご容赦ください。それを考慮して読んでくださるとうれしいです。本命手術、ストーマ閉鎖手術後の経過観察中におけるコロナ禍で描いたものです。
これからも応援よろしく!お願いします。
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